キャッシュジョブ
オーストラリアの金銭感覚に改めて驚かさせられました!!
今日はいつものイチゴファームはお休みなんですが、朝から単発で別の仕事へ行ってきました♪
イチゴファームは2ndビザをゲットするために働いているんですが、今日の仕事はただの雑用。
ビザとか関係ないお小遣い稼ぎです(о´∀`о)
いわゆる『キャッシュジョブ』といって、税金とか関係なく給料は全額現金で手渡しされる仕事です。
朝8時半過ぎから農具屋さんに行って、でっかいトラックからプラスチックのチューブを降ろすという仕事でした。
お店の人が2人でトラックからチューブを投げ降ろすので、それをそばの壁に立て掛けていくだけです。
チューブはプラスチック製なのでたいして重たくありません。
大型トラックのタイヤくらいのサイズに巻かれているので、ゴロゴロ転がして並べていきます。
1人1つずつ運ぶよりバケツリレーの方が早いし楽だと気づいたので、一緒にいった日本人1人と韓国人1人と協力してチャッチャと終わらせました!
労働時間45分。
水をもらえたので飲んでる間に迎えが来て、今日のお手伝い終了。
1時間かかってないし、お金の話がまったく出てこないのでかなり不安でした(>_<)
でも自分で聞く度胸ないし……
迎えに来た人はバッパーのオーナーの息子さんで、彼に「45分しか働いてないけど、お金貰ってないんだけど!?」って聞いてみました。
「帰ってからオーナーに相談して!」
と言われたので、とりあえず手ぶらで帰りました。
オーナーに同じことを聞いてみたんですが、今ボスがいないから後で聞いてみるとのこと。
この時点でオレは今日がボランティアであったことを覚悟しました(´;ω;`)
労働時間45分。
内容はちょー楽。
朝一から軽いエクササイズをしただけ!
まぁしょうがないですね……
と思っていたら少ししてオーナーから「店員が給料を持ってくるからバッパーの外で待っているように!」とのこと。
待っている間に一緒に働いた日本人といくらもらえるか話していました。
ちなみに、彼は今日がオーストラリアで初めての仕事でした。
ジャップ「いくら貰えると思います?」
オレ「よくて$10、最悪$5もあり得ると思う(>_<)でも、ボランティアだと思ったからお金貰えるだけラッキー♪」
ジャップ「そうですよね~、仕事メッチャ楽でしたもんね(>_<)」
オレ「そもそも、1時間も働いてないから時給として発生しないんじゃない?」
ジャップ「た、確かに(-_-;)ちなみに、オーストラリアの時給ってどれくらいなんですか?」
オレ「もちろんピンキリだけど、ファームだと$21か$22くらいが多いんじゃないかな?」
ジャップ「半分貰えたらいい方ですね(>_<)」
話すこと10分。
さっきの店員さんがやってきました。
店員「待たせたな。これが給料だ!」
なんと$25も貰えました(*≧∀≦*)
あんな仕事で時給2000円!!
$1=100円なら時給2500円ですよ( ̄□ ̄;)!!
恐るべしオーストラリア(´д`|||)
予想外の給料を貰えてホクホクしながら暖炉で暖をとっていたら、そこに大勢いたフランス人に声をかけられました。
『おいジャップ、クレープくれてやるからこっち来な!!』
彼らのおやつタイムに誘ってもらえたようです(笑)
1度断ったんですがどうやらオレに選択肢はなかったらしく、結局およばれすることになりました。
食堂にノコノコやってきたオレなんですが、既にテーブルにたくさんのフランス人が!
これは完全にたまたまなんですが、イスが1つ足りずにオレだけ直立(´;ω;`)
彼らはずっとフランス語で会話しており、話の内容はまるでわかりません(>_<)
1人ずつ皿に大量に盛られたクレープに各々のジャムを塗って食べ始めました。
なんだか会話も盛り上がっているようです!
まるで入る余地のない状態で、ただただ立ち尽くしているオレ……
誰もオレに見向きもしません(>_<)
なぜオレを誘った!!!?
だから断ったのに(。´Д⊂)
しばらくしてようやくオレの存在を思い出したようで、クレープとジャムを分けてくれました。
確かにすごくおいしかったんですが、会話にまるで参加できないので1つ食べたらお礼を言って撤収!!
目の前で優雅な(?)フランス語が飛び交い、イスに座って美味しそうなクレープを食べるフランス人達を前に、よくわからないまま立ち尽くしているハゲジャップ……
恐らくとんでもなくシュールな絵だったでしょう(-_-;)
江戸時代くらいの 外人と日本人との関係を風刺した絵画 とかにありそうな状態でした……
明日からはまたイチゴのパッキングです。
正直今日のお店でずっと手伝いをしてたいと思うような給料ですが、たくさん仕事があるわけでもないしビザもゲットできないのでまたパッキングおじさんに戻ることにしましょう……